TPP
TPP
今日は、私が所属する上部団体の総会があり、いろいろと考えることがありました。そのうちの一つがTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)です。
第一次産業と他の産業では、全く受け止め方の異なるTPP協定に政府は3月15日に交渉参加を表明しました。
これは国民にとって大きな問題で、これまでの国内のルールが変わってしまう可能性があります。
しかし、多数の国民には情報がなく、どうなるのか分からないのが現状と思います。ただ自分の職業上の都合から、ウン、アカンと言っているのではないでしょうか。
私は職業上、もちろんアカンなのですが、所属先が変わる人事異動があれば、ウンの立場をとらなければならない複雑な協定です。
政府が出した関税撤廃後の経済効果はプラス3.2兆円。しかしこの試算をよく見ると、いくつもの仮定のうえで成り立っていることから、鵜呑みできない数値であることが分かります。
各産業ごとに、各職業ごとに、更に国民生活において、TPP協定のメリットおよびデメリットを速やかに開示し、国民の多数が中身を理解できるようにすることが大事ではないか、と感じた次第です。
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