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積雪量

積雪量

少ない積雪

あくまで推測ですが、私が暮らす高島市の今年の積雪量は少ないように感じます。今日も一日中、雪は降っていましたが新たな積雪には至りません。

琵琶湖の北湖は、日本の積雪地域の南限と聞いたことがあります。ちょうど大津市と高島市の境界付近で太平洋側気候と日本海側気候の違いを見ることがあります。大津市では晴れていても、高島市上空は灰色の雪雲に覆われドカ雪が降るのです。

しかし近年では、積雪地域の南限であるからか、その年の寒気の流れにより積雪量が左右されているように感じます。また地球温暖化の影響でしょうか? 私の子供のころと比べると凄く少なく感じます。

今年のように積雪量が少ないと生活は楽ですね。しかし10年ほど前、雪が降らない年に琵琶湖の水質が悪化したことがありました。琵琶湖の水は、近畿1400万人の命の水ですから大切なことです。

私の恩師であるN先生の話では、新鮮な水が琵琶湖の湖底に到達しないと、湖底の酸素が不足してガスが発生し、水質が悪化するとのことでした。新鮮な水とは、溶存酸素を含んだ雪解け水のことです。

お風呂と一緒で熱いお湯は上部に、冷たいお湯は下部に、これが混ざると良いお湯になります。北湖の湖底は湖面から100m以上もあるので、川から琵琶湖へ大量の雪解け水が流れ込まないと、湖底に新鮮な水が届かず、上部と下部の水が混ざらないことになる。これが原因では、との話でした。

この循環で琵琶湖の水質が維持されているのであれば、積雪量の少ない年はもちろん、近年進んでいる地球温暖化は心配されるところです。

日本では東電の福島第一原発の事故以来、火力発電が全国で再稼働しています。中国・インドなどの発展途上国では工場・車の排気ガスで大気汚染が深刻です。これでは、ますます地球温暖化が進行してしまいます。
孫子たちが暮らす未来の地球環境が心配ですね。

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